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  • 2021/03/06
  • その他

チョコレートについて

こんにちは、助手の政安です。

新年を迎えて早2ヶ月が過ぎようとしています。
暖かい春が待ち遠しい今日この頃ですが、お身体にはお気をつけてお過ごしください。

2月といえば、節分やバレンタインと楽しい行事がありましたが、バレンタインといえばチョコレートですね。
疲れたときやホッと一息入れたいとき、チョコレートはとても美味しいですね。
歯医者さんにとってはチョコレートなど甘いものは虫歯の天敵といっても過言ではない食べ物です。
根本的にはチョコレートそのものというより、チョコレートに含まれる砂糖が虫歯の原因の一つと言えます。
虫歯は「歯の質」「歯垢(細菌)」「糖分」、この条件が揃い、その条件を満たす時間が長いほど発生しやすいと考えられています。
甘いお菓子はもちろんですが、お米や他の食べ物にも糖分は含まれています。
”ついつい間食をしてしまう”、”だらだらと食べてしまう”という習慣がある人は、口の中に糖がある状態を作り出してしまうので虫歯にはよくありません。

実はチョコレートに含まれる【カカオ・ポリフェノール】という成分が、虫歯予防の効果があるということが報告されています。
カカオ・ポリフェノールには、「抗酸化作用」という働きがあります。
これは虫歯の原因菌である『ミュータンス菌』を抗菌する作用であったり、歯周病の膿や腫れなどを予防したりする殺菌効果もあります。
また、歯周病菌を殺菌することで口臭の予防にもつながります。

チョコレートの中には虫歯にならないものも存在します。それは、キシリトールなどの代用糖を使ったチョコレートです。
そういったチョコレートにはグルコースやスクロースが含まれていないので、ミュータンス菌もエサにすることができません。
しかも、キシリトールは虫歯菌の活動を抑える働きもあるため、虫歯予防効果も期待できるのです。

しかし、いくらチョコレートが虫歯予防になるからといって、糖分の多いチョコレートをたくさん食べていたのでは、虫歯になりやすい口腔内環境を作ってしまいます。
チョコレートと選ぶときは、甘さ控えめ、糖分の少ないカカオ含有率が高いもの(カカオ70%以上)を選ぶことをオススメします。
そして、食べた後はしっかりと歯を磨き、歯科医院でのメンテナンスなどのケアを怠らないようにすることが大切です。

歯や口のお悩み・症状は、お気軽にご相談ください。
杉デンタルクリニック
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