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  • 2022/12/22
  • 訪問歯科

誤嚥性肺炎について

明けましておめでとうございます 

新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます

今年1年院長をはじめ、スタッフ一同で患者様の健康を維持するため、

そして笑顔で過ごせるようお口のケアと治療でサポートさせて頂きたいと

思います。

皆様の健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます

 

 嚥下障害と誤嚥性肺炎について

物がうまく飲み込めない「嚥下障害」になると「誤嚥性肺炎」などの原因になります

嚥下障害とは・・・水や食べ物がうまく飲み込めなくなり、食道ではなく気管や肺に

いつも行ってしまうようになることを、「嚥下障害」と言います。嚥下障害になると

栄養が十分に摂取できなくなって栄養失調を起こしたり、「誤嚥性肺炎」など高齢者の

生命をおびやかす病気にかかったりします。

嚥下障害の原因・・・老化による口の機能低下などによって起こります。特に脳卒中

(脳血管障害)になると、後遺症として摂食・嚥下障害が起こりやすくなります。

嚥下障害チェックリスト

     口の端から物がこぼれる

     口の端からよだれがでる

     飲み込みが悪くなった

     むせる、咳き込む

     食べ物がのどにつまった感じがする

     飲み込んだ時に声がかすれる

     食事の時間が長くなる

     味の好みが変わった

要介護で嚥下障害が疑われたら、口腔内の検診をおすすめします。

誤嚥を防ぐリハビリ

●「むせる」練習・・・むせることは苦しそうにみえますが、気管から異物を反射的に

吐き出すための大切な防御反応です。しかし、嚥下機能が低下すると、むせが止まらなくなったり、むせることすら出来なくなります。日頃から正しくむせる練習をしておき

ましょう。深呼吸をしていったん息を止め、その後「エッヘン」咳をして大きく息を

吐き出します。これを何度か繰り返してみましょう

誤嚥性肺炎の現状

日本人に多い死因として、悪性新生物、心疾患についで肺炎・脳血管疾患があり,その

9割を65歳以上の高齢者が占めています。高齢者の肺炎は、口の中の細菌が唾液に混じって誤って肺へ入り込み発症する「誤嚥性肺炎」の割合が高く、中でも気付かない

うちに唾液や胃液などが肺に入る「不顕性肺炎」が多いと言われています。本人も気付かない寝ている間に誤嚥を起こしている場合もあります。

口腔ケアで誤嚥性肺炎を予防する事が重要になってきます。

当院ではご来院が難しい患者様のために、訪問診療も行っています

ご家族の中で、少しでも不安のある方がいらっしゃればご相談下さい。

                       歯科衛生士 山野

歯や口のお悩み・症状は、お気軽にご相談ください。
杉デンタルクリニック
〒657-0051
兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-9
阪急神戸線「六甲駅」南側下車・徒歩1分
TEL.078-200-6418

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