精密治療とは
手探り治療ではなく、目で見て行う治療へ
根管治療成功率50%以下を90%以上に
精密治療とは肉眼ではなくマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用し5倍から20倍の拡大視野にて治療を行います。
特に目視では治療が困難な神経の治療(根の治療)に効果を発揮します。
虫歯が進行し歯の神経に炎症(歯髄炎)が起こると冷たいものや熱いものがしみたり、時にはズキズキと難い痛みを伴います。
細菌が神経に感染することで起こるため感染を取り除くために必要な治療が根の治療(根管治療)になります。
細菌の除去率について
完治するためには細菌の除去率が重要なポイントです。
細菌に感染した歯の神経は、内服薬で取り除くことはできませんので、道具を用いて、1つ1つ取り除かなくてはなりません。
歯の中は解剖学的にとても複雑で目視できない治療であるため、細菌の除去が不十分で後々に根に膿がたまり再治療になる可能性が高いのが現実です。
感染した歯の神経がどこにどれだけ存在するのか確認するために、マイクロスコープを使用します。
マイクロスコープを使用しない根管治療では、目視で確認できないため、感覚と経験により除去が行われます。
マイクロスコープを導入している歯科医院は、日本全国で5%程度と言われています。
当院ではドイツの光学機器ブランドのライカ製のマイクロスコープを導入しております。
精密根幹治療はこのような方にお勧めです
- ・1年以上、根管治療をし続けている方
- ・根管治療の専門医に診てもらった方が良いと言われた方
- ・この歯はダメ、抜きましょう、と言われた方
- ・インプラントも入れ歯も嫌だという方