スポーツ用
マウスピース(マウスガード)
運動能力の向上や、歯・アゴ・口のまわりのケガ・脳しんとうを防止するために各個人の歯に合わせて、ゴム質のマウスピース(マウスガード)の作製・管理を行っています。
ボクシングや、ラグビーアメリカンフットボールなどの選手は、マウスピースの使用が義務づけられています。
スポーツ時に、歯が破折したり、脱臼したり、あごの骨を骨折したり、口唇を切ったりするのを防ぎます。
材料をお湯につけて柔らかくし、自分でマウスピースを作る方法が一般的ですが、噛み癖があるので、正しい位置でマウスピースを作ることができません。
歯科医院で、正しいかみ合わせをトレースしたマウスピースを作ってもらうことをおすすめします。
顎をしっかり固定して筋肉を安定させることにより、スポーツ外傷を防ぐだけでなく、集中力の向上、運動能力の向上も期待できます。
マウスピースのチェック
多くのスポーツ選手は、パワーを出すために歯を食いしばります。
マウスピース装着時の食いしばりは、マウスピースをすり減らしてしまいます。
マウスピースは少なくとも1年に1回は磨り減りや破損をチェックしてもらい、いたんだものは作り変えることをオススメします。
また成長期のお子さんは、かならず2〜3ヶ月に一度はチェックを受けましょう。
マウスピースの効用
- 1歯の破折、脱臼の予防
- 2顎関節の保護
- 3脳しんとうの予防
- 4くちびる及び口の中の裂傷予防
- 5あごの骨の骨折防止
- 6周りの筋肉の活動UP
マウスピースを必要とするスポーツ
- ・ボクシング
- ・空手道
- ・ラグビー
- ・ラクロス
- ・重量挙げ
- ・柔道
- ・フリースタイルスキー
- ・アイスホッケー
- ・ハンマー投げ
- ・剣道
- ・サッカー
- ・インラインホッケー
- ・レスリング
- ・キックボクシング
- ・バスケットボール
- ・アグレッシブインラインスケート
- ・テコンドー
- ・アメリカンフットボール
- ・ハンドボール
- ・野球
マウスピースの種類
マウスフォームドタイプ(市販)
マウスフォームドタイプ(市販)
マウスフォームドタイプは簡単にスポーツショップやインターネットなどで手に入れることが可能です。
選手自身が使用説明書を見ながら作るため、適切な形態が付与できず、口を開けるとすぐ落ちてしまったり、厚みがあるため違和感が強く、気持が悪くなり話しがしにくいなどの欠点があります。
また咬み合わせやアゴの位置がずれた不適切なものができやすいです。
カスタムメイドタイプ
カスタムメイドタイプ
歯科医が作るカスタムメイドタイプは選手個人個人の口の中の状態に合ったものが作れるため、違和感の少ない適合性のよいものが出来ます。
杉デンタルクリニックではもちろん、カスタムメイドタイプになりますので、適合性が良く、愛用いただけるかと思います。
※保険適応外税別¥10,000(税込¥11,000)
歯ぎしり用
マウスピース(マウスガード)
歯ぎしりの原因の大きなものには、ストレスが挙げられています。
これは、イライラした時にする貧乏ゆすりと同じこと。
歯をギシギシすり合わせて、ストレスを発散させようと自然に体が動いているのです。
普段、意識して奥歯を咬みしめる時の力は、自身の体重とほぼ同じくらいだと言われているのに対 し、睡眠中に無意識下で歯ぎしりをした時の力は、なんとその倍。
歯ぎしりは主に睡眠中にするものだということを考えると、あごには毎日の積み重ねによっ て、相当な力がかかっていることになります。
歯ぎしりの種類
歯ぎしりには、さまざまな種類があります。
よくある、上下の歯をギシギシとすり合わせるタイプのほかにも、カチカチとぶつけ合ったり、強く咬みしめ たりといったものもあるのです。
その中の一種類だけをしている人もいれば、全部している人もおり、またその力の強さも一人ひとりまったく異なります。
そして、歯ぎしりには音の出ないものもあります。
音が出ない歯ぎしりは、家族にも気づかれにくく指摘されないため、「自分は歯ぎしりをしていない」と断言できない場合もあるのです。
歯ぎしり防止
歯ぎしりを防止するためには、まずその原因となるストレスをなくすことが先決ですが、それは簡単なことではありません。
また、歯ぎしりを完全に治すのも難しいものです。
しかし、歯ぎしりがあごにかける力を軽減させることは可能です。
歯ぎしりの治療では、就寝中に装着するマウスピースをつくることで、歯やあごにかかる負担を軽減できます。
歯ぎしり防止用のマウスピースは、保険内にてつくることが可能です。
市販のものではダメなの?
現在では既製品のマウスピースなども購入できるようです。
しかし、歯の形、大きさ、並びはもちろん、口の大きさや歯ぐきの状態など、まったく同じことなど有りえません。
合わないマウスピースを装着しても効果が見込めないだけでなく、更なる悪影響を与えかねません。
歯ぎしり防止に購入したのに、歯ぎしりよりひどい症状を患っては意味がありませんよね?
自分に合ったマウスピースを作製し、正しい知識のもと装着しましょう。