- 2023/05/14
- 予防・メンテナンス
なぜ歯ブラシの硬さに種類があるの?
こんにちは、助手の奥屋です。
みなさんはなぜ、歯ブラシには硬さの種類があるのかご存知でしょうか?
歯ブラシの硬さには、「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類があります。ポイントは、ご自身の「歯茎の状態」、「ケアの目的」に合わせて選ぶこと。
歯ブラシは自分に合っているものを使うと、歯磨きの効率が上がり、歯や歯茎も健康な状態になります。しかし合っていないものを使うと、磨き残しや歯茎を傷つける原因になることもあるのです。
ほとんどの場合は、『ふつう』か『やわらかめ』をおすすめします
歯や歯茎が健康な方は、基本的には「ふつう」を選びましょう。誰でも使いやすく、正しい磨き方が出来ていれば、十分汚れを落とせます。
「やわらかめ」は、乳歯など歯質が弱い、歯肉炎・歯周病など歯茎にダメージのある方におすすめです。歯や歯茎を傷つけにくく、優しく磨くことができます。汚れを落とす効果は弱いため、丁寧に磨くように注意しましょう。
「かため」を使う時の注意点
清掃力が高い「かため」の歯ブラシを使うと、しっかりと磨けてお口の中がサッパリとします。しかし、ゴシゴシと力強く磨くことで、歯や歯茎が傷つき、どんどんとすり減ってしまう原因になるのです。
歯質が硬く、歯茎が健康な方がやさしく丁寧に磨き、磨く場所によって力をコントロールができる場合は問題ありませんが、これには非常に高い技術が求められます。
そのため、基本的に「かため」の歯ブラシはあまりおすすめできません。
「腫れや出血は無いか?」など、まずはあなたの歯茎の状態をよく見てみましょう!
自分ではよく分からない場合は、当院でもご相談を受け付けておりますので、お気軽にお声かけください。
杉デンタルクリニック
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