妊娠中のお口のトラブル｜阪急六甲駅・徒歩1分の歯医者「杉デンタルクリニック」

ブログBLOG

こんにちは

衛生士の和田です。

9月に入りましたが残暑が厳しいですね。

皆様体調に気を付けてお過ごしください。

さて、今回は「妊娠中のお口のトラブル」

についてお話させていただきます。

妊娠中の歯ぐきの腫れやブラッシング時の歯ぐきからの出血を訴える患者様がよくいらっしゃいます。

妊娠すると女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの血清濃度が上昇します。

このうちプロゲステロンが細い血管を拡張して浮腫を生じさせたり、末梢血管の抵抗性を弱める物質がつくられるのを促進することで体の組織の血流が増加するため歯ぐきの腫脹や出血が起こりやすくなると考えられています。

また歯周病菌は女性ホルモンを栄養とするため歯周病菌も増殖し、これにより【妊娠関連性歯肉炎】【妊娠関連性歯周炎】が起こりやすくなります。

重度の歯周病についてはお腹の赤ちゃんへの影響も懸念されます。

これらは適切なブラッシングやプラークコントロールを行うことで炎症を最小限に抑えられます。

しかし妊娠初期ではつわりにより

歯磨きが苦痛になったりできなくなったりしますよね。

それにより虫歯リスクも一時的に上昇しますが、吐き気のつらい時は洗口だけにする・フロスだけにする・前歯だけ磨く、などできる範囲でケアを行い、無理はせずつわりの落ち着いている日や時間帯のタイミングでブラッシングしてみてください。

当院では神戸市妊婦歯科検診もお受けしておりますので、体調が落ち着いた頃にぜひご来院していただきお口の状態のチェックをしてみましょう。

また、お口のトラブルについてご心配なことがあればいつでもご相談ください。

歯や口のお悩み・症状は、お気軽にご相談ください。
杉デンタルクリニック
〒657-0051
兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-9
阪急神戸線「六甲駅」南側下車・徒歩1分
TEL.078-200-6418

///一般歯科・小児歯科・予防歯科・口腔外科・訪問歯科///