- 2018/11/20
- その他
妊婦さんへ(^^♪
こんにちは!
受付・助手の東です♪
紅葉が色づきはじめ、
鮮やかで美しい季節ですね(*^^*)
暦の上ではもう冬です◎先週から朝晩の冷え込みが一段と厳しくなりました(°_°)
皆さま、お風邪などひかれていませんでしょうか?
当院は神戸市で行われております
【神戸市妊婦歯科健康診査】
の実施医療機関に含まれており、
安定期に入られた妊婦さんが無料で歯科健診を受けていただけるようになっています。
多くの妊婦さんが受信され、お口の中のチェックをさせていただいているのですが、
『むし歯ゼロ』『歯周病ゼロ』
の妊婦さんは中々いらっしゃいません…
それはなぜかというと、
●つわりの時期の偏食傾向
酸っぱいものが食べたくなったり
食事の回数が増えることにより
お口の中が酸性に傾きやすい
●つわりで嘔気がある場合などは
歯磨きをするのも億劫になってしまう
●ホルモンバランスが崩れることにより
唾液の分泌が減り、自浄作用が弱まる
…など様々な要因が重なり、
妊娠中はむし歯や歯周病にかかりやすくなってしまうためです。
妊娠中にお出かけは
それこそ億劫になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
できればお口の中の治療は
出産前に終わらせておいていただくことをお勧めします。
出産後は育児に追われ、それ以前よりも更に、
歯医者さんなんて行ける暇ない!赤ちゃん預けられないし連れて行けないしどうしよう!
といった状況になり受診が遅れがちになり、
治療せず放置したままで状態を悪化させてしまうことになる可能性が高いです。
なるべく安定期である妊娠中期に、治療は終わらせておくようにしましょう(^-^)/
そうなると次に、妊婦さんたちは
『妊娠中に歯科治療ってして大丈夫なの?』
と不安に思ってしまわれるのでしょうか(°_°)
答えは ◎マル!大丈夫です。
安定期であれば、麻酔やレントゲンも含め、
歯科治療は安全にお受けいただけます!
歯科医院で主に使われる麻酔は、おなかの赤ちゃんへの危険性はほとんどないことが報告されています。
痛みによるストレス、我慢しながら…といった状況の中での治療と比較すると、やはり無理せず麻酔は使った方が良いと考えられます。
また歯科用のレントゲン撮影は腹部からも離れており、こちらもおなかの赤ちゃんへの放射線の影響は無視できるレベルです。
さらに防護エプロンの着用で被曝量を軽減できますのでご安心ください。
もちろんレントゲン撮影は極力必要最小限にとどめるべきではありますが、レントゲンの撮影をすることにより正しい情報が得られより良い診断、治療ができることも事実です。
担当の先生とよく相談して、最適な治療方法を見つけてくださいね。
産まれたばかりの赤ちゃんには元々むし歯はありません。
お母さんや周りの方々からうつってしまう病気ですので、お子様のお口の健康のためにも、
是非出産前に治療を終わらせて、良い状態を維持しておくようにしましょう!
杉デンタルクリニック
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