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  • 2024/07/08
  • 予防・メンテナンス

歯の一部が白いのはどうして?

こんにちは。歯科助手の飯田です。
今年も暑い季節がやってきましたね。熱中症には十分ご注意ください。

さて、今回は歯の一部が白くなる症状(白濁)についてお話します。

原因は大きく2つに分けられます。
①初期虫歯
②形成不全

それぞれ詳しくお話ししていきますね。

①初期虫歯について
虫歯と聞くと、歯が黒くなることを想像されることが多いと思いますが、
白くなる場合もあります。
初期の虫歯は歯の表面に汚れがたまった状態が長く続き、その下の歯の表面が徐々に溶かされてしまうことが原因で白濁が生じます。
初期の虫歯による白濁は、歯科医院でしっかり対策をすれば進行を止めることができます。
歯科医院では歯のクリーニングやフッ素の塗布をおこない、
ご家庭での食生活の見直し、歯磨きの方法の改善についてもお話します。


②形成不全について
エナメル質形成不全は歯の表面のエナメル質が生まれつき作られないことで白く白濁したり、茶色くなったりすることを言います。

通常歯の表面はエナメル質で覆われていますが、エナメル質形成不全の場合はエナメル質の形成が不十分の為、その部分が他の部分に比べて弱く、虫歯のリスクも高くなります。

歯科医院では、エナメル質形成不全の程度や口腔状態によって、フッ素塗布やレジンでのコーティング、被せ物を作るなどの処置をしていきます。


以上、白濁についてお話してきましたが、ご家庭では虫歯か形成不全かを見分けるのは困難かと思います。
もし気になる箇所がございましたら一度ご相談くださいね。
歯や口のお悩み・症状は、お気軽にご相談ください。
杉デンタルクリニック
〒657-0051
兵庫県神戸市灘区八幡町2-10-9
阪急神戸線「六甲駅」南側下車・徒歩1分
TEL.078-200-6418

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